スカパーを録画するために、IO DATAのLANDISKを買った。
スカパーチューナーとLANを介して音と映像を録画できるネットワーク対応の外付けハードディスク。要するにNAS。だからUSB接続の外付けHDDと比べて値は張るが、ヨドバシカメラのたまっているポイントを使って、ポチっと購入してしまった。容量は1テラ。
自宅に届いて箱を開けてみると、意外とずっしり重く、それなりの高級感があるのにほんの少し驚いた。
http://www.iodata.jp/product/av/hdr/hvl1-g/index.htm
IOの公式サイトによるとスカパーだけでなく、東芝のレグザの録画にも対応しているそう。そのせいか、ケースは黒を基調としたソリッドな質感でPCパーツというよりもデジタル家電という印象だ。でもどうせ部屋の隅っこに置かれるだけだから、デザインはどうでもいいんだけど。
LANケーブルに接続し、ルーターを経由してLANDISKとスカパーチューナーの同期を図る。チューナーにもLANがついてるんだもん。すごい時代だよおっかさん、っておっかさんて誰やねん、みたいなひとり突っ込みをかましながら、スカパー側でLANDISKの設定。
これが驚くほどカンタン。
LANDISKの電源を入れてLANで接続したら、スカパーチューナーの設定画面から「機器登録」へ。
LANDISKとスカパーチューナーの双方が正常にネットワークに接続されていれば、チューナー側がネットワーク上にあるLANDISKをちゃんと認識する。
で、あとは番組表をチェックし、番組を録画するだけ。午前4時など絶対にグースカピーな時間帯に放送される番組も、眠らないHDDはしっかり録画してくれる。画質はなかなかと言ったところか。
そもそも地上波では絶対に流さないようなプログラムを流してくれるために加入したスカパー。だからレアな番組を2万円ほどの投資で時間に縛られずに録画/チェックできるようになるLANDISKは、スカパーライフを強力にサポートする名脇役だと思う。
ただし、問題点もないわけではない。
(1)HDDが24時間稼動しっぱなし
(2)同時録画ができない
(1)はNASの性格上、しょーがないといえばしょーがない。ハードディスクは稼動すればするほど、データの書き換えが増えるほど故障する確率も高くなるわけ。だからしょーがない。
(2)はできるかなと思ったが、やっぱりだめ。19時~20時の番組と、19時30分~21時の番組と言った具合に、録画時間が重複する場合はどちらか一方しか録画できない。
さらに日本の映像メディアの最大の欠陥とも言えるテレビ→パソコンの親和性のなさにも、改めて気づかされた。日本の家電メーカーには、映像はテレビで見るという考え方が当たり前だと思っているのだろうか。しかしスカパーで録画した映像をPCを介してiPod touchで見る、なんてことを実行しようと思うと、さまざまなウラワザやエンコードが必要となる。らしい。
著作権保護、不正コピー防止。目的はよくわかるが、もう少しPCとの親和性を高めて欲しいなと思う。
それでも、現状ではスカパー生活が格段に楽しくなったのは間違いないが・・・。
さて、LIVE FACTORYでも見るか。
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